最低返済額のみを返済していると失敗する理由

おまとめローンを組むと返済が楽になる、完済の日が早くなる、そんなフレーズを何回聞いても、ピンとこないかもしれません。

 

どれだけの差が出るのかをこの目で見なければ納得できない、という人も多いのではないでしょうか。

 

そこで実際におまとめローンで借り換えた場合のシミュレーションをしてみました。
ぜひ参考にしてみてください。

 

おまとめローンを利用しなかった場合の総返済額と返済期間

借入状況
A社 金利18%で50万円
B社 金利18%で50万円
C社 金利18%で40万円
合計3社から140万円の借入

 

この場合、金融機関の最低返済額のみを返済し続けたらどうなるでしょうか?

 

このまま借り続けた場合
A社 月々13,000円ずつ返済 / 58ヶ月で完済 / 総返済額は751,057円
B社 月々13,000円ずつ返済 / 58ヶ月で完済 / 総返済額は751,057円
C社 月々11,000円ずつ返済 / 53ヶ月で完済 / 総返済額は582,494円

 

つまり毎月37,000円ずつ返済し続けて完済までに5年弱、総額で2,084,608円を返済することになります。

 

利息はなんと684,608円です。

 

毎月、3回も返済日が訪れ3箇所にそれぞれ返済する手間をかけた上に巨額な利息を支払うことになります。

 

おまとめローンで一本化した場合の総返済額と返済期間

それではおまとめローンで一本化した場合でシミュレーションしてみましょう。

 

おまとめローンの金利は14.5%、毎月の返済額はこれまでと同じ37,000円に設定してあります。

 

金利14.5%のおまとめローン、毎月の返済額はこれまで通り37,000円
月々37,000円ずつ返済 /51ヶ月で完済 /総返済額1,882,278円 /利子が482,278円

 

いかがでしょうか?
返済期間が半年以上短縮された上に支払う利息も20万円以上圧縮されました。

 

しかし、一点だけ注意が必要です。

 

おまとめローンを組むからといって金融機関の最低返済額のみを返済していると、かえって総返済額が大きくなってしまうことがあります。

 

その実例がこちらです。

 

金利14.5%のおまとめローン。毎月の返済額は27,000円の場合
83ヶ月で完済 /総返済額2,214,056円 /利息が814,056円

 

なんと金利18%で借りていた時よりも返済額も返済期間も増えてしまいました。

 

まとめたから毎月の最低返済額は圧縮されますが、その分返済期間は2年近くも伸びてしまいました。

 

【まとめ】おまとめローンは毎月の返済額に注意

 

おまとめローンは正しく使えば完済の道を早めるありがたいローンですが、月々の返済を無駄に軽減してしまうと、金利は低いのにかえって総返済額が増えてしまうという事態になりかねません。

 

おまとめローンを組む時は事前に月々の返済額や返済期間をシミュレーションし、今よりもお得になる方法で返済していきましょう。